中国語古文講座 <2> 共工触山 | 中文系.com

中国語古文講座 <2> 共工触山

gònggōngchùshān

——huáinánwéntiānxùn

原文

zhěgònggōngzhuānzhēngwéiérchùzhōuzhīshāntiānzhùzhéwéijuétiānqīng西běiyuèxīngchényānmǎndōngnánshuǐlǎochénāiguīyān

KEYWORD

zhě
以前、これまで

gònggōng
共工(きょうこう)。伝説上の部族の首領。水神。炎帝の子孫。

出典・参考

zhuān
顓頊(せんぎょく)。伝説の五帝の一。華夏部族の首領である黄帝の子孫。

出典・参考

chù
触れる、ぶつかる

zhōuzhīshān
山の名前。伝説上の山岳である崑崙山の西北部にあるとされる。

tiānzhùzhéwéijué
天を支える柱は折れ、地を吊るす縄は切れた。 古代の人々は、天は円く8本の柱で支えられ、地は方形で4本の縄で吊るされていると信じていた(天円地方(てんえんちほう):古代中国の宇宙観)。(wéi:縄、jué:切れる
史跡である「天壇」と「地壇」の形状は天円地方の思想をモチーフとしている。

 
左:天壇(出典・参考
右:地壇(出典・参考

yān
ここでは「ここ(这、这里)」の意。

shuǐlǎo
河や湖。lǎo:たまった水。

chénāi
ちり、砂。ここでは土砂、泥砂の意。

現代中国語訳

cóngqiángònggōngzhuānzhēngzhezuòtiāngònggōngzhuàngzhōushānzhīchēngtiāndezhùzizhéduànlezhedeshéngzinòngduànleshìtiānxiàng西běifāngxiàngqīngxiésuǒyuèxīngchéndōuxiàng西běifāngxiàngdedōngnánjiǎoxiànlesuǒjiāngshāliúxiàngdōngnánfāngxiàng

参考和訳

共工触山(きょうこうしょくさん|共工 山に触れる)(淮南子|文天训より)

かつて、共工と顓頊が天帝を争っていた時のこと。怒り狂った共工が不周山に激突すると、天を支える柱は折れ、地を吊るす縄は切れた。そうして天は北西に傾いたので、太陽や月、星は北西に移動した。そうして大地は南東に陥没したので、川や湖の土砂は東南に流れた。

解釈

地球は西から東に自転しているため、太陽、月、星は東から西に動く。中国の地形は、北西部が高く、南東部が低くなっているため、川や湖の土砂は南東方向に流れる。
古代人は、太陽、月、星の動きや水の流れの方向を説明できなかったため、神話を用い「天が北西に傾いている」「大地が南東に陥没している」ことがその理由であると大胆に想像した。不思議な神話にも現実主義的色彩が感じられる。

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(以下、検索用)

昔者共工与颛顼争为帝,怒而触不周之山,天柱折,地维绝。天倾西北,故日月星辰移焉;地不满东南,故水潦尘埃归焉。

——选自刘安等《淮南子·文天训》

从前,共工和颛顼争着做天帝,共工发怒撞不周山,支撑天的柱子折断了,系着大地的绳子也弄断了。于是,天向西北方向倾斜,所以日月星辰都移向西北方向;大地的东南角塌陷了,所以江湖泥沙流向东南方向。

 

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